福島・花見山 桃源郷
花見山は、福島市の市街地南東約4kmの地点にある里山で、昔は養蚕の盛んな場所であった。昭和の初め頃からは養蚕の合間に、山を開墾し花木を植えて、そ
れを売ることにより生計を立てるようになった。その内の一軒の農家が「きれいな花を皆さんで楽しんでもらいたい」という善意で昭和34年から自分の土地を
開放して、誰でも訪れることが出来るようになった。花見山の最高地点の展望台に立てば、花の時期は残雪の吾妻連峰をはじめ、阿武隈の山々、蔵王の姿も望め
る。写真家の秋山庄太郎により「桃源郷」と名付けられた地でもある。4月の上旬から下旬にかけてが花の最盛期である。 |

取材者:内田 一夫 |